生物と無生物のあいだ / 福岡伸一 (感想)
好奇心をビンビンに刺激してくれる本。 2007年の一押しです。
amazonのランキングでずーっとトップ10に入っていたので、気になって購入してみました。
冒頭から「生命とは何か?」と問い。 なんともワクワクする話です。 筆者の持論が展開されたかと思うと、いきなり舞台はマンハッタンに。
「え?え?」
と思ううちに、次々に登場する歴史上の科学者達。
興奮、失望、陰謀、賞賛。 どんどん物語へと引き込まれていきます。 そしてクライマックスでの虚脱感・・・
こんな本は初めてです。 本来、科学者でしかわからない経験を、物語を通して、リアルに感じることができます。
読み返してみますと、筆者の言いたい事は、プロローグで全て語られていました。 それを物語にすると、こんなにも印象に残るなんて・・・
この本を読み終わったときに、私の中に生まれた感情。 感覚と言ったほうがいいでしょうか。 この感覚こそ、私がいつも追い求めているものです。
同時に、こんなことをしたいなと思いました。
好奇心を刺激する。 同時に深い感動を与える。
私も、こんな仕事をしてみたいと思います。 具体的にどうするかと言うのは決まっていないのですが、 将来きっかけは何ですかと聞かれれば、 「生物と無生物のあいだ」を読んだからです。 と答えるでしょう。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
関連記事:1件
- 神様のパズル / 機本伸司 (感想) (2007.08.28)









