私みたいな初心者にオススメ! とっても分かりやすい、キャラクター作りの解説書です。 マンガ用ですけど、小説でもいけると思います。
この本が分かりやすいのは、キャラクターを作るのが目的ではなく、ストーリーを作るという前提があり、そのためにこんなキャラクターが必要です、というスタンスで書かれているからだと思います。
2つの事が書かれています。 1つは、「目的」と「動機」と「設定」の関係について。 もう1つは、キャラクターのパターンについてです。
まず一つ目です。 キャラクターには必ず「目的」があります。 「目的」に向かって進むことが物語になります。 なぜその「目的」をするのか、というのが「動機」です。
ゼロの使い魔で言えば、サイト君の目的は「ルイズを守る」こと。 動機は「ドキドキするから」。 ということでしょうか。
そして、「目的」と「動機」を自然なものにするのが「設定」です。
先の例で言えば、「ダンスパーティの時のルイズがクリーンヒットした」「アルビオン軍が攻めてきた」「伝説の使い魔という強い力を持ってしまった」などが設定でしょうか。
ここで面白いのが、「設定」は、「目的」や「動機」をスムーズにするためのものだという考え方です。 「設定」が先行してもおもしろくないですよ、と書かれています。 さらっと書かれていますが、結構重要なことではないでしょうか。
次にキャラクターパターンについて。 全てのキャラクターは14種類に分けられるとしています。 ただし、完全に分かれるのではなく、複数に所属するものもあります。 属性といった方がいいでしょうか。
では、14のパターン。
・とらわれの姫君・満たされずさまよう者
・ふたつの顔を持つ男
・武装する女戦士
・時空を超えた恋人
・あぶない博士
・創造主に挑む者
・陰に立つ実力者
・あざむく道化師
・未熟な後継者
・魔法使いの弟子
・導く賢者
・双子
・兄弟たち
ちょっと予想外の分類だったのではないでしょうか。 キャラクター分類の研究はいろいろあると思うのですが、ちょっと変わったやり方だと思います。 (詳しくないので多分)
この分類みているだけで、いろんな作品のことが頭をよぎります。 真っ先に浮かんだのがワンピースですね。 このままやん、という感じです。
この本は、もちろん自分でキャラクターを作成するための本なのですが、既存作を分析するのに使うのも楽しそうです。

すぐにできるキャラクター作り―キャラ設定自由自在! (激マンシリーズ)
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