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2007年08月15日

夏への扉 / ロバート・A・ハインライン (感想)

先日読んだ、レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」について調べていると、SFのページがたくさんひっかかります。 SFをSFたらしめる要素として「センス・オブ・ワンダー」というモノがあるようです。

で「センス・オブ・ワンダー」って何?というと、これがよく分からない。 レイチェルの本とは、別物のようです。 これが感じられないとSFと言えないとか、頭がぐらぐらする感じとか、とても感覚的に表現されています。

「お前らのはロックじゃねぇえええ!」

とか、そんな感じでしょうか。 とりあえず、読んで分かれ、と理解しました。

「センス・オブ・ワンダー」を感じることのできる、SF初心者にオススメ作品として、ハインラインの「夏への扉」が紹介されていました。 タイムトラベルSFの傑作として、有名なようです。

読んだ感想ですが、あまりSFを読んだ事のない私としては・・・ ん~?そんなに名作なのか?

たしかに、とてもきれいに収まっています。 きれいすぎるくらいです。 全ての伏線を回収して、超ハッピーエンド。 お見事! でも、お話しとしてはあまりおもしろくないような。

元祖とか古典とかって、そんなものなんですかねと、ちょっと複雑な気持ちで訳者あとがきを読んでいると、

とにかく、この作品を読み終わって本をおき、ふと周囲を見まわしたら、ぼくの家に、一台の文化女中器も、窓拭きウィリィも、万能フランクもないことが、ひどく奇妙に思われ、わずかにあった電気掃除機が、なんともはやぶさいくなものに見えて、しかたがなかったものだった。

おー・・・確かに。 これが「センス・オブ・ワンダー」なのかな?

夏への扉
夏への扉

傀儡后 / 牧野修 (感想)

夏への扉」がちょっと物足りなかったので、面白そうなSF小説を探し、本屋をウロウロしておりました。 そこへ飛び込んできたのが、「日本SF大賞受賞!」の文字。

おぉこれは凄そうじゃない。 という訳で、「傀儡后」です。

なんていうか、最近読んだことのない、ダークさです。 あまり読んでいて楽しくないのですが、怖いもの見たさでしょうか。 どんどん引き込まれていきます。

そして中盤・・・

なんじゃこりゃあああ

な超展開。

アレですか。 巨大化する綾波ですか。 そうですか。

一気に読んでしまいましたが、「一体何だったんだ」という感想です。 設定とか雰囲気とか好きだったんですけどね。 物語としてはいまいちかも。

傀儡后 (ハヤカワJA)
傀儡后 (ハヤカワJA)

2007年08月16日

ゼロの使い魔シリーズ / ヤマグチノボル (感想)

うぁぁあああああああああ! やってしまいました・・・ まさかコレを読むことになるとは!

最近どんな本が売れているのかな~と思ってAmazonのランキングを見ていたんです。 「涼宮ハルヒ」と「ゼロの使い魔」が独占しているわけです。

「涼宮ハルヒ」は知っていました。 「ゼロの使い魔」ってそんなに売れているのか~と興味を持ってしまったのがいけなかったです・・・・

ああああああああ
ルイズかわいいよルイズ

この歳になって、こんなものにはまるとは・・・

ゼロの使い魔は危険です。 危険すぎる。

ゼロの使い魔読んで 「お、オタクじゃないもん!」 とか言ったって、もはや遅いです。 無駄です。

でも、オタクでいいやって思えるくらい面白い・・・ そんな作品

ゼロの使い魔

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ゼロの使い魔 1巻 / ヤマグチノボル (感想)

ベタなキャラ。 ベタな設定。 ベタなストーリー展開。 それが何故こんなにも面白いのか!?

最近、面白い物語に飢えていましたので、すっかりはまってしまいました。

そしてルイズがかわいすぎる・・・ ツンデレとは良いものです。

それでも、1巻はまだちょっとパワー不足だった気がいたします。 どんなものか判断してみたい方は、3巻まで読むことをオススメいたします。 ルイズ萌えな方は、4巻まで。 4巻読んだらもう戻れません。

ゼロの使い魔 (MF文庫J)
ゼロの使い魔 (MF文庫J)

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2007年08月17日

ゼロの使い魔 2巻 風のアルビオン / ヤマグチノボル (感想)

うーん、やっぱり面白い。 燃えと萌え。 アクションもラブコメも熱いです。

現在11巻まで読んでいるのですが、 気持ちを思い出すため、もう一回読み直してみました。

ああ、ルイズはこんなにいい子だったんだ・・・ と再認識。 真っ直ぐで優しいご主人様。 どうも最近はいろいろと大変なことになっていますからね。

二人の関係も、まだツンツンしてます。 お互いの気持ちに戸惑っている描写が、 なんともニヤニヤさせてくれます。

私、ゼロの使い魔を読んで、 あ~ラブコメって面白いなぁと思う次第です。 ひょっとして最強なんじゃないかと思っております。 高度な設定とか、緻密なストーリーとか、 ラブコメの前では些細なことなのではと。

そんな良質なラブコメを堪能できるゼロの使い魔。 大好きです。

ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン (MF文庫)
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン (MF文庫)

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ゼロの使い魔 3巻 始祖の祈祷書 / ヤマグチノボル (感想)

覚醒したルイズ。 ついに物語が大きく動き始めます。

他愛もない話で引っ張って、最後のほんの20ページで一気に盛り上げて終わる。 毎度毎度、お見事ですね。 ゼロの使い魔は、やっぱり読んでいて楽しい。

サイトを意識し始めたルイズがかわい過ぎます。 シエスタが参入し、キュルケと三つ巴の戦いに。 怒って、泣いて、拗ねてばかりで、ルイズは毎巻毎巻大変だ~ もう、大好きです。

3巻は、ルイズの可愛さ、サイトのカッコよさに加え、 サブキャラも大活躍とあって、安定した楽しさがあります。 ゼロの使い魔初めての方は、3巻まで読んで欲しいですね!

ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書 (MF文庫J)
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書 (MF文庫J)

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ゼロの使い魔 4巻 誓約の水精霊 / ヤマグチノボル (感想)

シリーズ最強のデレルイズです! もう、デレデレです。 読んでる方も、悶え転がってしまいます。

そんな萌え話と裏腹に、狂った人がたくさん出てきます。 愛に狂った人。 地位に狂った人。 薬で狂わされた人。 それぞれの話が重なり合い、一つのラストを迎えます。

ある意味ベタな展開なのですが、それを完璧にやってしまうのが、ゼロの使い魔のいいところ。

4巻は、いろんな人の心が大きく動きましたね。 ストーリーや設定はあまり進んでいないのですが、各人物の心が、いろいろと変化してきています。

お話は一つの区切りを迎えました。

ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J)
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J)

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2007年08月19日

ゼロの使い魔 5巻 トリスタニアの休日 / ヤマグチノボル (感想)

さて、短編集です。 本編に関係あるような、ないような。 いや、あるんですけど。 読まなくても、話の大筋に関係はないかな?

なぜだか「鋼の錬金術師」を思い出しました。 お話の雰囲気が似ているんですよね。 コメディの感じとか。

収録されているのは、
「魅惑の妖精亭」
「炎の出会いと風の友情」
「トリスタニアの休日」
の3本です。

私は断然「魅惑の妖精亭」が好きですね。 ルイズの可愛さが際立っています。

ちょっと不思議なんですけど、どうも読むときに、サイトよりルイズに感情移入しているようです。 だから「トリスタニアの休日」のように、サイトが他の女の子と仲良くなる話が駄目なのです。

ヒーローじゃなくヒロインに感情移入するって、今までになかったと思うのですが・・・ 謎です。

さて次巻から、怒涛の第二章(?)です! その前に、ちょっとした幸せを。

ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日 (MF文庫J)
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日 (MF文庫J)

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2007年08月21日

ゼロの使い魔 12巻 妖精達の休日 / ヤマグチノボル (感想)

何という伝統的ラブコメ これはまさしくうる星やつら

さて、短編集です。 物語の進行はなく、ラブコメしたいだけちゃんうんかい! って話が3つ。

表紙

新刊が発表されて以来、話題になっていた事。

コレは履いてるのか、履いていないのか? っていうかコレをレジに持って行くのか? どうすんだ俺!?

だったんですが、平積みになっていたのを見たときに気が付きました。 帯で肝心なところが隠れている! これで大丈夫!

と思ったら、代わりに帯が

「サイト……、わたしの胸がホンモノかどうか、さわって確かめて」

うぅ…余計に恥ずかしい… でも恥ずかしい店で買ったら、意外に恥ずかしくなかった。

プロローグ

11巻のラブラブ展開からどうするのかと思っていたら、いつも通りの展開に。 これはもう不自然とか、そういう話ではなく、受け入れるしかないですね。

でも私は、読むときルイズに感情移入してしまいますので、ルイズが泣いてばかりいるのは悲しい。 もっと優しくしてほしいなぁと作者様に思うのでした。 あぁ、もう駄目だ。末期だ。

白の国からの編入生

金髪ツインテールのいじめっ子と対決。 ギーシュとマリコルヌがいいなぁ。 ちょっとずつ出番が増えているレイナールもいい味出しています。

一方、嫉妬に狂うルイズさんは、大きなテファさんと小さなタバサさんの両方に苦しみます。 「ルイズより小さい!それって最高!」 帯はこれでも良かった。

収録されている3つの短編の中では、これが一番面白かったです。

水精霊騎士隊、突撃せよ

タイトルからして、カッコイイ話かと思ったのに 。・゚・(ノ∀`)・゚・。

思えばラブコメ漫画って必ずこの話するな~ 避けては通れない道なのか。

そしてタバサのターン!

サイトの一日使用権

シエスタのターン! かと思ったら、モンモンのターン! かと思ったら、ええええええ?

あぁぁ、うる星やつらの香りがする… いやむしろ、最近のジャンプのちょいエロ系か

途中まで予想できたけど、オチは予想できなかった。 12巻はケンカすると思ってたんだけどな。

まとめ

さて、物語は進行せず。 ラブは進行したのか? 伏線はちょこっと撒かれた気がする。 本当にお休み&お楽しみの巻ですね。

アニメは見てないんですけど、噂によると、ラブコメ路線でいっているのだとか。 三期やるとしたら、12巻は持って来いですね。 1話完結のラブコメ話。 アニメの脚本を読んでいるかのような、12巻でした。

【MF文庫J】ゼロの使い魔12 (MF文庫 J や)
【MF文庫J】ゼロの使い魔12 (MF文庫 J や)

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2007年08月24日

カラマーゾフの兄弟 1巻 / ドストエフスキー (感想)

何これ全然わかりません><

何やら本屋にやたら平積みしてあるし、amazonでも売れまくってるし、傑作古典らしいし、新訳らしいし。 ということで、予備知識ゼロで読み始めてみましたが……

これは何?

ここまで何だか分からないのは、19世紀という時代のせいなのか、ロシアという文化の違いのせいなのか、キリスト教に対する知識のなさなのか、まだ1巻だからなのか、ともかく何だか全然わからない。 小説のジャンルすら分かりません。

物語を読む進める原動力が起きないんですね。 簡単に言うとわくわくしない。 続きを読むのが苦痛でした。

それでも何とか読みきったのは、「一体全体これは何なのか?」ということを確かめたかったからです。 そう言えばプロローグにそんなことが書いてあった気がします。 それで、1巻読んだ感想が「わかりません><」なわけですが。

最後まで読まなきゃいけないのかなー 次の巻を手にするのが非常にためらわれるわけです。 しかし、傑作と言うからには傑作なんだろうし、読んでおくべきなんでしょうが……

多少なりとも予備知識を入れてから読むべきだったかもしれません。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

2007年08月25日

ゼロの使い魔 6巻 贖罪の炎赤石 / ヤマグチノボル (感想)

燃えと萌え! ああこんな本を読んだら、僕はたぶん星になります。

いやー、やっぱゼロの使い魔はいいですね! ニヤニヤです。ニヤニヤ。 こんなに読んでニヤニヤする本もそうないと思います。 傍から見るとかなり危ない。 電車とか駄目ですよ、本当に。

昨日こむずかしい本を読んだので、楽しい本を読みたくなり、再読してみました。 そう、再読です。 再読だから分かるのですが、12巻現在、6~8巻が一番盛り上がり、一番面白いです。

萌え部分で言えば、シエスタの黒化。 初めて読んだ時は、この女ふざけやがってルイズに代わって引っ叩いてやる!と思ったものですが、今回は笑って流すことができました。 何でだろう。

そしてルイズはお星様☆一回目! 相変わらずかわいいですねぇ。 そういえばまだ壊れてないんですねぇ。(おっと)

まだ読んでいない方は、6・7巻は続けて読むと、悶絶するほど盛り上がることうけあいです。 8巻はまだ買っちゃ駄目です。 3ヶ月はだめなの。

ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー) (MF文庫J)
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー) (MF文庫J)

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2007年08月26日

限りなく透明に近いブルー / 村上龍 (感想)

先生、それはヤバイです。

物語の体操で、やたらと村上龍さんの作品が出てきましたので、どれ一つ読んでみるかと思ったわけです。 そう言えば一冊持ってたよなと思って出てきたのがコレ「限りなく透明に近いブルー」です。

いったい、いつから家にあったのか。 気がついたらあったというべきでしょうか。 有名な作品ということは知っていますが、どれだけ表紙をながめても、内容が思い出せない。 いやー読んだはずだけどなーと思いつつ再読してみました。

えー…… 私は、常々面白い物語を読みたいなーと思っているわけです。 物語と言えば、山あり谷ありじゃないですか。 ドキドキワクワクじゃないですか。 そんなのを期待していたわけですが、読む進めるごとにどんどん嫌な予感が……

ひょっとしてコレは何も起こらないのでは……?

そう何も起こりませんでした。 ただ淡々と描写されて、終わり。 最後にほんのちょっと生を感じるところがありますが、それ以外は徹底して状況を説明しているだけです。 そこには何の盛り上がりもなく、冷ややかな空気が漂っているのみ。

うーむ。 これは私が求めているものと、対極にある作品なのかもしれません。

ところでこの作品は、全編を通して、ある方を思い出させます。 今、40半ばになる、ダンスの先生です。 この作品が発表された70年代後半当時、横須賀の米軍基地のクラブで、黒人達と一緒に毎晩踊っておりました。

「いや~あの頃はヤバかった。もう滅茶苦茶だったよ」

という話と、内容一緒なんですが><
非現実感漂う小説なのに、妙に現実感があるから困る。

限りなく透明に近いブルー
限りなく透明に近いブルー

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2007年08月28日

神様のパズル / 機本伸司 (感想)

宇宙作っちゃおうよ! というお話。(嘘っぽい)

ジャケ買いして以来、挫折すること3回・・・ 4回目にして、最後まで読み通すことができました! おおお!?何だコレ? おもしろいじゃないか!

冒頭がね、つらいんです。 3回投げました。 4回目で70ページを越えた辺り、 「宇宙作れるよ派 vs 作れないよ派」 の議論が始まったところまでいきますと、もうとたんに面白くなって、転がり落ちるように最後まで読んでしまいました。

宇宙をいかに作るかという壮大な話をしているのに、やっているのは田植え、稲刈り、就職活動。 SFとは思えない現実感が、ぐいぐい物語に引き込んでいきます。

物理用語がポンポン出てきますが、高校物理すら怪しい私でも、まったく気にせず楽しめました。 雰囲気です。雰囲気。

「神様のパズル」が面白いのは、SF的な要素を抜きにして、物語として普通に面白いからです。 青春小説っていうんでしょうか。 僕らはみんな生きている! みたいな。

物語とSF要素の見事なバランスは、「生物と無生物のあいだ」を思い出させます。 「生物と無生物のあいだ」はノンフィクションですが、読後感は似たものがあります。 こういう作品好きですねー

最後まで読んでよかった!

神様のパズル (ハルキ文庫)
神様のパズル (ハルキ文庫)

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2007年08月31日

ゼロの使い魔 7巻 銀の降臨祭 / ヤマグチノボル (感想)

7巻は、夜22時を過ぎてから、月を見ながら一人でこっそり読め。

ゼロの使い魔も7巻まで来ました。

ライトノベルだって馬鹿にして読まない人いますけど。 萌え記号小説だ、エロだ、文章が稚拙、ワンパターン、表紙が恥ずかしくてレジに持っていけない、って読まない人いますけど。 ゼロの使い魔くらい面白い小説ってなかなかないと思うのです。

心にジーンと来るような感動小説ならば、いっぱいあるでしょう。 しかし、ここまで胸を熱くさせるお話は、そうないんじゃないですか?

何て言うんですか? 男冥利につきる?

女性が読んだらどうなのか分かりませんが、男だったら泣きまね。 後書きにもあるように、全ての男に備わっている感情、男を男たらしめるものなんでしょうか。

今回もルイズがんばります! のっけから裸マントです! 猫耳だってしちゃうにゃん! シエスタだって負けじと押し倒します!

しかしそんなものを全て吹っ飛ばしてしまう、ラスト20ページ。 通称「七万」。 読む前から「七万」というキーワードは何度も聞いていたのですが、まさかこれほどとは・・・

「7巻は、夜22時を過ぎてから、月を見ながら一人でこっそり読め」

そう言ってくれた名無しさんありがとう。 その通りにしてよかった。

その方から、もう一つの忠告。 8巻はまだ買うな。

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)
ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)

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2007年09月06日

ゼロの使い魔 8巻 望郷の小夜曲 / ヤマグチノボル (感想)

ゼロの使い魔には「7巻止め」という言葉がありまして。

「買うなら7巻までがいいよ^^」
「ちょうどキリがいいから^^」

というものなんですが、それは「マリア様がみてる」の「レイニー止め」みたいなものでありまして。

7巻を読み終わったあなたは、あまりのラストに激しく続きが気になって、悶絶するハズ。

つまり7巻止めとは

「ほ~れ、お前も悶絶しろ~」

という孔明の罠。

しかし私は、あえてその罠にハマることをオススメいたします。 なぜなら、8巻のルイズが可愛すぎるから。

悶絶した分だけ楽しめる事間違いなし! どうせだったら、より楽しまなくっちゃ!

といっても、私も中二日くらいだったんですけどね。 それでもかなりのダメージでした。

仕事終わってダッシュしてスーツで買ってここで死んだら死ぬと思って警戒態勢MAXで家帰ってベッドで読んだときは、感涙ものでした。 いやホント。 ずっと泣いてた気がいたします。

リアルタイムで読んでた人はどうだったんでしょうね? 中4ヶ月でしょ? そんなの

「もうわたし、耐えられそうにないの」

ですよ。 阿鼻叫喚の図が容易に想像できます。 できれば私もその中にいたかった。

いや~、そのくらい8巻好きなんですよ。 12巻まで読んだ現在、一番好きですね。

まるで夢の中にいるような、ゆったりと優しくて悲しくて暖かい空気。 そして、ルイズの健気な想い。

思えば、ルイズに完全にハマッた巻でした。

8巻を読んで以来ルイズを悲しませるのが忍びなく、シエスタやアンリエッタや、ひいてはそんな話を書くヤマグチノボル氏まで許せなく・・・ あぁぁ、もう駄目だ。 俺末期。

でもいいの。 面白いから。

8巻は、ゼロの使い魔が私の中で「特別」になった作品です。

ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ) (MF文庫J)
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ) (MF文庫J)

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2007年09月09日

ゼロの使い魔 9巻 双月の舞踏会 / ヤマグチノボル (感想)

ルイズ派にはつらい一冊です。 特に8巻を読んだ直後では。

せっかくいい雰囲気になったのに、サイトには放っておかれるし、シエスタはベッドにもぐりこんで来るし、姫様も参戦してくるしで、何なの一体! 可愛そうなルイズT_T 初めて読んだときは、あまりにも不憫で結構つらかったです。

さて9巻は、話のリズムがゼロの使い魔っぽいなぁと思うのです。 全体を通しての流れが独特なんですね。 ずーっと当たり障りのない話で引っ張って、最後のほんの数ページで、ぐっと盛り上げて終わる。 普通だったら前半でだれてしまうと思うのですが、そこをコメディでコロコロと進めてしまう。 上手いなーと思います。

タバサにもフラグ!?というところでお話は