耳で聴き取れない音は発音できない
Gizmodo経由で、トマティス法という聴覚トレーニングを知りました。
外国語を話す事ができないのは、母国語にない音が聞こえないからだ。
だから、まず耳を鍛えよう、というアプローチの様です。
これをみた瞬間、強烈な違和感がありました。
なぜなら私は、英語の先生から
発音できない音は聞き取れない
と教わっていたからです。
これでは主張が真逆です。
どういうことかと思い、ちょっと考えてみました。
まず英語の先生の説から。
1. 「McDonald」は英語の発音っぽく書くと「マダーナ」
2. 自分が「マクドナルド」と発音している限り「McDonald」は聞き取れない
3. 自分が「マダーナ」と発音するようになると、相手が「McDonald」と言っているのが聞き取れる
これは実際に経験していますので、正しいと思います。
では、トマティス先生の説はというと。
1. 「マダーナ」という音が聞こえないと「マダーナ」と発音できない
つまり、トマティス先生が言っているのは、音として「聞こえる、聞こえない」の話。
英語の先生が言っているのは、言語上の意味を「聞き取れる(理解できる)、聞き取れない(理解できない)」の話。
ということで、矛盾するものではないと理解しました。
(違っていたらごめんなさい)
そうなると今度は、「聞こえる」とは何か?ということが気になります。
「音」自体は、常にそこに存在しています。
自分がそれを認識するかしないかです。
私たちは普段から音の選択をしています。
例えば、「チッチッチッ」という時計の音は常に鳴っていますが、聞こえるときと聞こえないときがあります。
リラックスしている時は、自分のまばたきの音さえ聞こえる時があります。
耳をトレーニングするとは、どういうことでしょうか?
筋トレして筋繊維が増大するように、聴覚器官の性能がアップするのでしょうか?
それとも、脳の神経ネットワークが発達するのでしょうか?
聞こえない音が聞こえるとは、性能の問題なのでしょうか?
それとも、ノイズフィルタの問題なのでしょうか?
疑問がぐるぐるぐる